2024年11月

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キャブを交換したので、ひとまずキックをしてみましたが、ご多分に漏れずエンジンはかかりません。

まあ、そんなに順調にはいかないよなぁ・・とおもい、スパークプラグに火が飛んでいるを確認すると火が飛んでいない・・・ 参ったなあと思い、とりあえず配線図を取り寄せてみてみました。

こいつはバッテリー点火車両じゃない??ということで、まず新品のバッテリーを装着してみることに。

マイティダックスのバッテリーは6N4-2Aタイプなので、ひとまずこのバッテリーを装着してみて火が飛ぶかを確認します。 
1949w6Vバッテリー 6N4-2A-7| モンキーパーツはバイクパーツ通販専門店の田中商会

ここで、スパークプラグに火が飛んでいるかを確認します。

ちなみにプラグも新品に交換しました。型式はD6HAでした。



プラスをアースさせてエンジンをキックすると、弱々しいながらも火が飛んでいるのが確認できました。


これでエンジンがかかると思いきや、何回キックしてもエンジンがかかりません。

 

となると、イグニッションコイルかコンデンサーのどちらかが悪いに違いない・・・と思い、純正パーツを検索するもののすべて純正部品は販売終了でした。

そうなると、代替品を探さないといけないのですが、CT90用のコイルが使えて、まだ新品が入手ができるとのことだったので早速注文!

届いたコイルを車体に固定します。

エンジンを取り外さないと作業できないと聞いておりましたが、取り外さなくても何とかできました。

取り外したレギュレターも元に戻して、さっそくエンジンを始動してみます。

 

当時のマイティダックスは全波式のため、純正部品のセレニュームレクチファイアーがもう手に入らないためか、代品のレクチファイアがついていましたので、それをそのまま配線してもとに戻します。

とにかくエンジンがかかることを期待してキックすること数回。

無事エンジンがかかりました!

ひとまず走り出しに向けて、難関は超えました!

つづく・・・・

 

 

 

ダックスシリーズでは派生モデルだったマイティダックスがあるので、少し手をいれていくことにしました。




マイティダックス・ST90は、1972年11月に発売されたダックスホンダの第三弾モデルとして国内販売されたモデルです。
ST50/70の上位モデルとして、カブ90系のエンジンを搭載し、前後14インチホイールを採用しています。

ダックスST50/70には、さまざまなバリエーション(フェンダーやマフラーの位置、ミッションの違いなど)があったようですが、マイティダックス(ST90)は、1タイプで、モデルチェンジなどもなかったようです。

エンジン出力は空冷4ストローク89ccで6馬力です。
カブ系と大きく異なるのはマニュアルクラッチ式エンジンを搭載しており、ST50やST70と比較すると14インチのタイヤを装着し、オフロード走行もでき、元気に走れるワンランク上のダックスとして発売されたようです。

しかしながら、発売から50年ほどたち、各部に不具合があり、純正部品の入手も困難になりそうです。

先ずはエンジンがかかるかを確認してみます。

ガソリンをタンクに入れてコックをONにしたら予想通り、キャブからガソリンが漏れ出します。

予想通りかぁと思って、キャブを見ると、キャブ下の燃料コックの付け根あたりからガソリンが漏れ出しています。

ネジが緩んでるのかなと思ってねじを締めてみると、なんと片側のネジ山がバカになってました。

さて困った・・・リコイルするという手もありますが、こんな小さなネジのリコイルはもっていないので、いったんキャブレターを交換することにしました。

キャブレターも新品は手に入らないので、田中商会で販売しているST70用のキャブレターを使うことにしました。

1403w6Vダックス ST70用 キャブレター| モンキーパーツはバイクパーツ通販専門店の田中商会

念のため純正のキャブのジェットの番手を確認するために中をチェックしたら、弊社で販売しているキャブレターと番手は同じでした。


ということで、まずはキャブレターを交換完了。

 

次回に続く・・・