2017年12月

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例年になく早くやってきた寒波。

北部九州も今年は寒い12月になっております。

山間部では雪がチラついたとこもあるそうで、さっそく偵察に行ってまいりました。

といっても、嫁の用事についていったついでに後部座席にモンキーを載せていったわけであります。



嫁の車にはそのままこんな感じで搭載できちゃいます。モンキーの本来の使い方であるかもしれません。

ということで、佐賀にある三瀬周辺をバイクで散策。


山間部では前日に降った雪がすこし残っていましたが、凍結まではしてなく、通常通りの走行が可能な道路状態です。


まずは、古湯温泉に向かって走ることに。


途中で干し柿を大量に吊るしているところを発見。
干し柿が有名なんでしょうか??ほかのハウスでもスゴイ量の干し柿を吊るしておりました。



古湯温泉に到着。こちらの温泉で冷えた体を温めてゆくことにします。

最近はカブも含めてですが、グリップヒーターをつけておりますので、指先の冷えを感じることはあまりなかったのですが、モンキーにはそんな装備がついておりません。走るにつれて、指先の感覚がなくなっておりました。冬場のグリップヒーターのありがたさを感じた次第でございます・・・

古湯温泉を出発してから、嘉瀬川ダムでちょっと休憩。


山を上がっていくにつれ、橋の部分には雪が積もっております。



この時点で気温は1℃。バイクで走ってる人はだれもいませんでした。

個人的にはもう少し積もったほうがいいのになぁと思いながらも、ゴールの三瀬・まっちゃんへ到着。



嫁の車が迎えにきて、ふたたびバイクを搭載して帰ることにいたしました。

今回は、手の冷えもさることながら、ブーツの冷えもあって、ブーツにヒーターをいれることを決断。
早速、インナーを電気で温める電熱ソールを発注いたしました。

2月までの寒波までに再度、カブで冬山に挑戦いたします!

スイスから来たお客様が我が家の実家に滞在されておりました。

今年の5月にスイスを出発して、中央アジアを走破後に極東、ウラジオストックからフェリーでやってきたそうです。

ご縁があり、我が家の実家に滞在することになり、約2週間滞在されました。

旅の前半で傷んだバイクのパーツやウェアの洗濯や補修などを行い、先週末に東京へ向けて出発されました。
バッグを見ると旅の過酷さがよくわかりました。

しばらくは日本の観光を楽しむそうですが、彼らの旅具の少ないこと・・・
いつもキャンプに行くときは山のような道具を積んで行っておりますので、僕も見習わなくてはなりません。


バイクはCCMというイギリスの小さなメーカーのバイクです。
この車種は400台くらいしか生産されなかったとのこと。




田中商会のステッカーと交通安全の神様である宗像大社のステッカーを貼り、旅の安全を祈念させていただきました。

旅の後半は南米に渡り、南アメリカを北上後、アメリカを横断し帰国されるそうです。








先週から我が家に居候しているスイス人カップル。

彼らは今年の5月にスイスをバイクで出発してトルコ・ウズベキスタン・トルクメニスタン・モンゴルなどを経て日本へやってきました。
長い冒険で傷んだパーツを我が家にあるガレージで交換して、パーツ交換が完了したため、テスト走行に誘って一緒に出掛けることになりました。

片道100km程度の距離だと山口県にある角島周辺まで走行するのが最適だと思い、友人と併せて4人で出発。


この日は気温はあまり上がりませんでしたが、日なたにいるとポカポカ陽気で風もなくツーリングには最適なでした。
角島大橋の下ではサーフィンを楽しむ人も・・・

この橋もCMに出てからは一気に観光客が多くなりましたねぇ。

この橋でゆっくり休憩してから、次の目的地である元乃隅稲成神社に向かいます。


去年まであった社務所や鳥居が無くなって、大幅に拡張工事中。
以前は自動車が離合してなかなか前に進まなかったのですが、駐車場も大幅に増えて、この日も観光客がいっぱいいらっしゃいました。


鳥居の先にある断崖絶壁の津黄龍宮の潮吹では見事に潮を吹いておりました。




この日の走行距離は250km。

自宅に戻って早速2人が自身のバイクをチェック。
スイス人カップルさんのバイクは2台とも異常なし。

これから日本を北上して東京まで行き、その後南米に向かうそうです。

無事に冒険が終了することをお祈りいたします!