2016年10月

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はじめに、鳥取県倉吉市をはじめ、広い地域に大きな被害をもたらしました鳥取県中部を震源に発生した地震により被災されました皆さまに対しまして心よりお見舞い申し上げます。

島根県・浜田のホテルで起床したのが午前6時ごろ。

チェックアウトしてバイクに荷物を詰め込み走り出すとポツポツ雨が降り出してきました。
バイクを停車させ急いでカッパを着込みます。

江津を抜けるころには大雨になってしまい、グローブはずぶ濡れに・・・
とりあえず、グリップヒーターをONにして、手を温めながら走っていると、ガストを発見!
ガストで朝食をとり、雨がひと段落するのを待つことにしました。




朝食をとり再びスタートをしたときは少し雨も落ち着いて小降りになってきました。
国道9号線の沿線は景色の良いところが多く、ついつい止まって景色を眺めてしまうため、なかなか前に進みません。

それでも、順調に進み、出雲の道の駅でトイレ休憩。



ここで、休憩中に久留米ナンバーのおじさんから声をかけられました。
おじさんは北海道から九州にもどる途中で、夏の間キャンピングカーで北海道各地を寝泊まりしながら過ごし、10月に入り寒くなってきたので本格的な冬が到来する前に九州に向けて戻るとのこと。
僕は九州から東京に向けて走ってることを伝えると、この夏にカブやミニバイクで日本一周をしてる人を多数見たとのことでちょっと嬉しくなり、おじさんも安全運転でお帰りくださいとご挨拶して道の駅を出発!

しばらくすると宍道湖が見えてきました。


ここで宍道湖をバックに撮影したのちにすぐに出発。

鳥取砂丘へ向かいます。
雨も上がり、国道9号線をひたすら北上。
鳥取砂丘に到着したのが午前11時ごろ。




初めの砂丘でちょっと感動。
日本にもこんなところがあるんだなーっと遠くから眺めていると時間があっというまに過ぎてしまいます。

次の目的地である、植村直己冒険館へ向かうことにします。


館内には植村さんが実際に極地でつかった装備が展示していて、その実際のヤレや汚れ、破れなどを見て当時の物の質の良さに感心してしまいました。
日本人として初めてエベレストに登頂し、世界で初めて五大陸最高峰を極めた方を尊敬している私にとっては見るものがすべて新鮮。
特に植村さんのためにニコンが作った特注のカメラをずっと見入ってしまいました。

あと、極地でのトイレの仕方は勉強になりました!
タイミングを計って用を足さないと、あっというまにお尻が凍傷になってしまうとのこと。
時間制限はスタートから1分以内だそうです。それ以上は危険。

つづく・・・・




迷いながら2号線から9号線へなんとか入り、ここまでの走行距離もおおよそ150kmを超えて燃料ゲージがレッドゾーンへ。

山口市に入り、国道もにぎやかになってきました。
山口市内の9号線を走行中にスタンド発見!
つかさず給油に飛び込みます。


給油量2.75Lです。ワンコインでおつりがきますね。
給油回数を減らそうと思い、なるべく多く入れようとしますが、結局あふれることに・・・
今のカブは燃料があふれても、きちんと車体下部にホースを伝わってあふれた燃料が落ちるようになっております。
この後、何回も給油をしますが、どうしてもあふれることが多く、便利な機能だと思いますね。

山口市内を抜けてからは、国道でも街灯はなして、前方のトラックに津和野までついていくことに。
途中、津和野の大鳥居の前でちょっと休憩。



腹も減ってきたので、どこかで休憩を考えましたがコンビニ以外には開いてる感じはなかったので、津和野の先の自販機コーナーオアシスさんのうどんをいただくことにしました。


暗闇の中で煌々と光る自販機はまさにオアシスです。
この中に、昭和レトロ的な自販機うどんがあります。
インスタントと違い、生めんにつゆをいれて自販機が作ってくれるうどんは、今の冷食自販機にはない、暖かさです。


スペシャルうどんとごぼう天うどんがあったので、スペシャルうどん350円を選択。
麺は伸び気味ですが、元々、コシのないうどんが好きなので、大満足。
福岡には幼少期にあった記憶はありますが、最近は見かけません。
コンビニができ始めてからはこの自販機の役割はとうに終えてしまっているのかもしれませんが、ぜひとも頑張ってずっと営業してほしいものです。


こちらの店にはラーメンが!!
次回、立ち寄ってラーメンの味を確かめてみたいですね!

ハンバーガー自販機も行ってみたいのですが、これは九州の設置場所が鹿児島・阿久根市にあるようなので、別途チャレンジ予定です!

しばしの休憩をとし、本日の宿泊地である島根県浜田市へと急ぎます。
途中、益田市を抜けるとき以外は国道も真っ暗で景色も楽しめず、浜田市に到着。
夜間の走行はかなり疲れます・・・
到着したのが午後10時を回っており、とりあえずバイクをホテルの隅に駐車させてもらいます。



原付ということもあり、駐車料金もなし。
屋根もあり、監視カメラの横という完ぺきな場所に保管していただき、その日は夕飯も食べずに入浴後、熟睡となりました。

つづく・・・


最近まで蒸し暑い日が続いておりましたが、体育の日を含む三連休は予報では天気もよさそうな感じだったので、カブでツーリングに行くことにいたしました。

目的地は東京ということで、カブで1200kmを3連休で走りぬこうというわけです。
ルートは関門海峡を通過後に山陰を抜け、南信州を通り、甲州街道より都内に入ることにいたしました。


ざっとルートはこんな感じです。

前回の阿蘇ツーリングではガス欠になりかけてスタンドの開店時間まで足止めになった教訓から、予備タンクをトップケースに装着し、約1.5Lのガソリンを搭載して走行することにいたしました。カブは3Lほどしかタンクに入らないため、200kmほど走ると給油しなければならなくなります。
1桁国道の場合は、ガソリンスタンドはあるため、給油の心配はないのですが、南信州を走行する際にガス欠のおそれがあるため、念のための装備となります。1.5Lで走行できる距離は100kmあるので、スタンドまでは十分に走行できる距離となります。やはり1Lで50km~60km走る燃費は凄いですね。

初日は島根県浜田市を目指し、出発いたします。



トップケースの中には3日間の着替えとカッパ類・パンクに備えて予備のチューブと電動コンプレッサーを積みました。
車両は東京・晴海ふ頭から出ている、北九州行きフェリーへバイクだけ乗せるため、帰りの荷物用の防水バッグをトップケースの上にのせました。

午後4時ごろ会社を出発。出発の前に距離計は817km。


まずは関門トンネルを目指して、出発します。



九州側関門トンネルの入り口は、フグの口からです。山口側はシッポからかという質問を他の方からいただきまたしたので、出口で確認したところ、山口側も口から入るということになってますね~


渋滞もなく、関門トンネルを通過。


トンネル通過後に本州に入ります。そのまま2号線となりますので、北上して、山陰を通る9号線へ入ります。
しかし、ここでちょっとトラブル。
2号線はすでに自動車専用道となっている区間があり、原付2種のカブプロ110は通行できないのです。20年ほど前に下道で広島に行ったときはそのような道になっておらず、どのようにして9号線へ入ったらよいのかわからず、ちょっとパニック。ナビで確認をすると県道へ一回入り9号線へいかなければならないようです。
よって県道に迂回して9号線へ入ります。これを見落としてうっかり侵入してしまうと、キップを切られてしまいます。危ないところだった・・・


次回に続く・・・・