GWは北海道へツーリングへ 5

今年のGWの北海道はかなり暖かいそうで、本来ならこの時期は凍えるような寒さの日もあるとか・・・
途中でガソリンスタンドの方が今年のGWは異常気象ですとおっしゃっていましたが、結局その意味は最終日でもわからず・・・だからバイクにもあまりすれ違わないわけだ。
結局、ツーリング最終日までずっとすごしやすい天気のままでした。

留萌のコンビニを出た後に、にしん御殿をすこし見学しました。


明治時代にこんな大きな木造建築ができるくらいですから、ここの親方はかなりにしんで大儲けしたのでしょう。中は開いてなく外だけを見学。


ここの対岸には樺太からの引揚者が終戦の7日後にソ連の潜水艦から魚雷攻撃を受け沈没、1808名の命が失われたとありました。
終戦から70年以上経ちますが、母国を目の前にしてさぞ無念だたろうと思い、慰霊碑を参拝させていただきました。




しかし、この日は道の駅おびら鰊番屋を過ぎて、サロベツ国立公園に入ることにかなりの横風を感じるようになります。


風車が勢いよく回っていますが、これだけの数が設置しているんですから、風の強い日が多く、風力発電には最適なところなんでしょう。



サロベツに入った時点で、高い木々などもなく、九州ではないような風景ばかりです。

ノシャップ岬にいっていたらエゾ鹿の群れが。



最近、ニュースでみたんですが、エゾ鹿があまりに増えすぎて今年は多く駆除したとか・・・この写真で見た鹿も駆除されてないといいんですが・・・

ということで、あっという間にノシャップ岬に到着。風がひどく、停車中のバイクが倒れるんじゃないかと思うくらいの風が吹いています。



自衛隊の基地も見えました。



とりあえず、バイクはお土産屋さんの建物の裏に駐車させていただき、さっそく岬を見学・・といってもシーズンでもないので、閑散としています。

まあ、海を見てもさほど面白くもないので、目的地の宗谷岬を目指します。

途中、稚内北防波堤ドームを見学します。


碑には樺太行きの定期船発着所として建築されたらしいのですが、真冬にバイクで年越しツーリングする猛者たちがここでテントを張るらしいのですが、風をよけるのには良い場所です。


なんとなくヨーロッパの建築物を思い起こさせます。



途中、警戒してたレーダーパトが!ハッと思い、スピードメーターを見ると45km/h。
制限速度は50km/hだったんですが、あまりにも風が強く、スピードが出せてなかったんですが、とりあえず命拾い。

まっすぐ走れないまま、走っていましたが、北風に当て舵を当てるような走行しかできません。左にバイクを傾けてようやくまっすぐ走れる感じです。

宗谷岬の途中、看板があったんで休憩もかねて止まって読んでみました。


間宮林蔵はこの地より樺太探検したとありました。


間宮林蔵を調べてみると、当時樺太が島であることを初めて確認した人物で、大陸にも渡り、現地人になりすまして、現地情報を幕府に報告してたそうです。
しかし、今でも物寂しいところ。その当時は大勢の人が間宮の出発を見に来たのでしょうか??

ここから少し行くと、目的地の宗谷岬へ到着。




ここにも間宮林蔵の碑が。昔のはこのような姿で旅をしたんですね~




ここもシーズンオフなのか、閑散とした感じ。

お土産屋さんは開いてますが、取り合えず腹が減ったので、岬の前のラーメン屋さんでホタテラーメンを注文。


塩味でなかなかいけます。日ごろトンコツばっかり食べてるので、ラーメンが本当に新鮮。
真ん中の大きなホタテとワカメの塩加減が本当にグー!!
北海道の味を堪能して、次は日本最北の地で給油をいたします。

つづく・・・